ホーム >Blog > 虫歯を予防するには、朝昼夜の食後に毎回歯磨きしないとダメですか?

削らない虫歯治療
歯周内科
メタルフリー歯科
無痛インプラント
非抜歯矯正
無痛小児歯科
特殊入れ歯
ホワイトニングシステム
オールオン4,6
神経を抜かない治療
求人情報
週刊西永福
西早稲田駅前歯科・矯正歯科
永福町歯科
「TOKYO MX」シゴト手帖
講演依頼

虫歯を予防するには、朝昼夜の食後に毎回歯磨きしないとダメですか?

杉並区西永福の歯医者さん、西永福歯科です。
今回のテーマは「虫歯予防のためには毎食後の歯磨きが必要か」です。
虫歯予防の基本は歯磨きですが、歯磨きはお口の細菌や汚れを除去するために行うものです。

さて、お口の中でこれらが溜まる場面を連想すると、真っ先に思いつくのが「食後」です。
実際に歯磨きは食後に行うものですし、虫歯予防のためには毎食後の歯磨きが必要なのでしょうか。
そこで、ここでは虫歯予防の前提として毎食後に歯磨きをする必要性について考えていきます。

1. 回数にこだわるのは禁物

まず知っておかなければならないのは、1日3回の歯磨きは虫歯予防に効果的ですが、
あくまでそれは「きちんと磨けている」というのが前提となります。
つまり、いくら毎食後に歯磨きしたとしても適当に磨いてしまっては、虫歯の予防効果は全くないのです。

その意味では、虫歯予防のために必要なのは「歯磨きの回数」ではなく「歯磨きの精密さ」です。
このため歯磨きの回数よりも、まずは丁寧で精度の高い歯磨きをすることを意識してください。
少なくとも1日1回は丁寧に磨く…この習慣を身につけることが大切です。

2. プラークと歯石

虫歯を引き起こす要因は虫歯菌であり、この細菌はプラークの中に存在しています。
つまりプラークを除去することが虫歯予防になるわけで、その手段となるのが歯磨きというわけです。
さて、ここでプラークについて注意点を挙げておくと、プラークは時間が経つことで石灰化します。

これを歯石と呼び、一旦歯石になってしまうと歯磨きでは除去できないのです。
しかも歯石はプラーク以上に細菌を持っていますし、歯周病を引き起こす要因にもなります。
と言うことは、プラークが歯石になるまでに歯磨きをして除去しなければならないことになります。

そこで重要になってくるのが、「プラークが歯石になるまでの時間」です。
これは最短で24時間と言われており、言い換えればプラークが歯石になるまでには最低24時間掛かります。
つまり24時間に1回…1日1回でもきちんと歯磨きをすれば、プラークの歯石化を防ぐことができるのです。

3. 食後の歯磨きについて

食後の歯磨き自体は悪くないですし、磨かないよりも磨いた方がいいでしょう。
しかし、毎食後の歯磨きが厳守というわけではありません。
これは上記で説明した「プラークが歯石になるまでの時間」も関係してきます。

例えば歯のある箇所にプラークが付着していたとして、毎食後に適用な歯磨きをしたとします。
この場合、3回の歯磨きができていてもプラークはそのまま残っており、翌日に歯石になる可能性があります。
一方、夕食後にしか歯磨きをしなかったとしても、その時丁寧に磨けば歯に付着したプラークは除去できます。

つまり、適当に3回の歯磨きをするのと丁寧に1回の歯磨きをするのとでは、
後者の歯磨きの方が虫歯予防の効果があるのです。
虫歯予防のための歯磨きを実践するのは、このように最低1回は丁寧に歯磨きできる時間を確保しましょう。

4. 朝の歯磨きのタイミング

歯磨きのタイミングとして最も迷うのは朝でしょう。食後の歯磨きが基本なのは、
そのタイミングが最もお口の中が汚れているからですが、朝の場合は少し違います。
朝において最もお口の中が汚れているのは起きた直後であり、これは睡眠中に細菌が繁殖するのが原因です。

このため、ルールどおりのタイミングで歯磨きするなら朝は食後よりも食前の方がベストです。
とは言え、食前の歯磨きは食事を不味く感じさせてしまいますし、
食事によってついた食べカスをつけたまま仕事に行くことはできないでしょう。

この対処としては、朝起きた直後に丁寧なうがいをすることです。
うがいによって睡眠中に繁殖した細菌を流してから朝食を摂り、その後に歯磨きすればいいのです。
エチケットや食事の楽しみを考慮するなら、朝はうがいと歯磨きを使い分けるのがおすすめです。

まとめ

いかがでしたか?
最後に、虫歯予防のためには毎食後の歯磨きが必要かについてまとめます。

  1. 回数にこだわるのは危険 :1日3回という回数にこだわるよりも、歯磨きの精度を意識する方が大切
  2. プラークと歯石 :プラークが歯石になるまで最低24時間掛かる。1日1回しっかり磨けば歯石は防げる
  3. 食後の歯磨きについて :磨いた方がいいのは確かだが、その中で丁寧に磨く機会を1回は確保する
  4. 朝の歯磨きのタイミング :朝食前はうがいで細菌を流し、朝食後に歯磨きすると良い

これら4つのことから、虫歯予防のためには毎食後の歯磨きが必要か分かります。
今回お伝えしたことをまとめると、歯磨きで重要なのは「回数」ではなく「精度」だということです。
毎食後に歯磨きする意識を持つのはいいですが、それよりも丁寧に磨くことを心掛けましょう。
1日最低1回でも丁寧に磨く時間を確保できれば歯石は防げますし、
適当に何回も磨くより精度にこだわった方が虫歯予防の効果は遥かに高くなるのです。

PAGE TOP