ホーム >Blog > 虫歯を予防できるガムがあると聞きましたが、本当に効果があるのですか?

削らない虫歯治療
歯周内科
メタルフリー歯科
無痛インプラント
非抜歯矯正
無痛小児歯科
特殊入れ歯
ホワイトニングシステム
オールオン4,6
神経を抜かない治療
求人情報
週刊西永福
西早稲田駅前歯科・矯正歯科
永福町歯科
「TOKYO MX」シゴト手帖
講演依頼

虫歯を予防できるガムがあると聞きましたが、本当に効果があるのですか?

杉並区西永福の歯医者さん、西永福歯科です。
今回のテーマは「虫歯を予防できるガムの効果の有無」です。
ガムの中には虫歯が予防できるといわれるものがあり、以前テレビでも話題になったことがあります。

それはキシリトール配合のガムで、今ではキシリトールガムが虫歯予防になるとほとんどの人が知っています。
しかし、糖を含むガムが虫歯予防になるなんて半信半疑だという人もいるでしょう。
そこで、虫歯を予防できるといわれているキシリトール配合のガム…これの効果の有無についてお話します。

1. キシリトールの効果

虫歯を予防できるガムとは、冒頭で触れたとおりキシリトール配合のガムを意味します。
そもそもキシリトールは天然素材であり、ガムだけでなく野菜や果物にも含まれている自然の甘味料です。
一般的にガムに含まれているキシリトールは、白樺の木などから抽出して配合されています。
さて、そのキシリトールがなぜ虫歯予防になるかですが、これはキシリトールが持つ2つの効果が理由です。

1つは「口の中で酸を作らないこと」…歯を溶かす酸を作らないことで虫歯の原因にならないのです。
もう1つは「虫歯の発生や進行を防ぐこと」…キシリトールは虫歯菌の働きを抑制させることができます。
さらにプラークが付着しにくく、なおかつ剥がれやすくする効果も持っているのです。
また、歯の石灰化や細菌を洗浄する唾液の分泌も促してくれます。

2. キシリトールの配合率に注目

虫歯予防のガム…すなわちキシリトール配合のガムは本当に虫歯予防になるのか?
その質問に対しては一概にイエスとは言えません。と言うのも、単にキシリトールが配合されているだけでは、
虫歯予防に効果があると断言できないからです。ここで重要なのは、キシリトールの配合率です。
つまりそのガムにキシリトールがどれくらい含まれているのか?その配合率次第で効果の有無が変わります。

さて、虫歯予防の効果を得るなら、最低でも50%以上キシリトールが配合されていなければ意味がありません。
それ以下のものだといくらキシリトールが含まれていたところで、
他の成分…例えばキシリトール以外の糖類が含まれていると、逆に虫歯になるリスクを高めてしまうのです。
確実なのは、歯科専売のものを購入することで、それらはキシリトールの配合率が100%になっています。

3. キシリトールの虫歯予防の効果の大きさ

上記で説明したとおり、キシリトール配合のガムが虫歯予防になることは事実です。
では、キシリトール配合のガムが持つ虫歯予防の力はどれほどのものなのでしょうか。
結論から言えば、ガムを噛むだけで虫歯を予防できるほどの力はありません。
虫歯予防の基本はあくまでプラークの除去であり、毎日の歯磨きや歯科医院の定期検診が必要です。

キシリトール配合のガムを噛むことは、これらの虫歯予防効果を高める…言わばアシスト的な効果です。
つまり、ガムを噛むことを虫歯予防のメインにしていては虫歯の予防はできないでしょう。
歯磨きや歯科医院の定期検診が虫歯予防になることは誰もが知っていますから、
それ以外の虫歯予防の方法として知っておくといいでしょう。

4. キシリトール配合のガムを噛む頻度

ガムを噛む頻度の目安としては1日3回ほど、さらに期間としては3ヶ月以上の摂取が必要です。
キシリトール配合のガムを噛むことでの虫歯予防に即効性はありません。
このため長期間摂取し続けなければ効果がないですし、摂取を止めると効果も失われてしまいます。
ちなみにガムを噛む理想のタイミングは食後と就寝前です。

食後に噛む理由は食事によってお口の中が酸性に傾いているため、それを中和するのが目的です。
また、就寝時は唾液の分泌量が低下するため、それに備える目的でガムを噛みます。
最も、就寝前においてはガムを噛むことよりも歯磨きが大切です。
就寝時は細菌が繁殖しやすくなるため、丁寧に磨いてお口の中を綺麗にしておきましょう。

まとめ

いかがでしたか?
最後に、虫歯を予防できるガムの効果の有無についてまとめます。

  1. キシリトールの効果 :摂取することで口の中で酸を作らず、虫歯の発生や進行を抑制する効果がある
  2. キシリトールの配合率に注目 :配合率50%以下のものは意味がない。歯科専売のものなら配合率100%
  3. キシリトールの虫歯予防の効果の大きさ :あくまで補助的に役割。メインはあくまでも歯磨きや定期検診
  4. キシリトール配合のガムを噛む頻度 :効果を得るためには1日3回、3ヶ月以上摂取し続けるべき

これら4つのことから、虫歯を予防できるガムの効果の有無が分かります。
今回の説明の中で特に注意が必要なのは、キシリトールの配合率の重要性でしょう。
キシリトールが虫歯予防に効果があるのは事実ですが、そのためには50%以上の配合率が必要です。

単にキシリトール配合のガムだからと言って摂取し続けていた場合、
もしそのガムのキシリトール配合率が50%以下だったとしたらこれは全くの逆効果です。
このため、キシリトール配合のガムを購入する際には必ず配合率50%以上のものを選びましょう。

PAGE TOP