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虫歯になりにくい人は歯周病にもなりにくいですか?

杉並区西永福の歯医者さん、西永福歯科です。
今回のテーマは「虫歯と歯周病のなりやすさとなりにくさ」です。
虫歯と歯周病は全く違う病気ですが、予防方法はほとんど同じです。

どちらも発症の原因菌がプラークに含まれているため、プラークの除去が予防の基本であり、
つまり虫歯も歯周病も予防方法の基本は変わりません。と言うことは、虫歯になりにくい人は歯周病にもなりにくいのでしょうか。

虫歯になりにくい人は歯周病にもなりにくいのか

虫歯になりにくい人は歯周病にもなりにくいのか?…その答えはどちらとも言えません。正確には、その人がなぜ虫歯になりにくいのかによって答えが変わります。例えば、精密な歯磨きができていてなおかつ定期検診も受けている人がいたとします。

その人が虫歯になりにくいのはしっかりと予防ができているからで、この場合であれば歯周病の予防も万全のため、歯周病にもなりにくいでしょう。しかし、だからと言って歯周病を確実に予防できるとは限りません。

例えば、喫煙はその行為だけで歯周病になるリスクを5倍以上も高めます。このため、タバコを吸う人がいくら歯磨きや定期検診でしっかりと虫歯を予防していても、タバコを吸わない人に比べると歯周病になりやすいのです。

虫歯と歯周病は別物と考えるべき

そもそも、虫歯になりにくいからと言ってイコール歯周病にもなりにくいと考えるべきではなく、仮に自分が虫歯を予防できていたとしても、歯周病は歯周病で予防意識を持たなければなりません。例えば、次のことに該当する人は歯周病になりやすいとされています。

疲労やストレスが溜まっている

疲労やストレスが溜まると身体の免疫力が低下して、細菌に感染しやすくなります。つまり、歯周病菌も感染しやすくなるということです。

タバコを吸っている

上記でも触れましたが、タバコを吸うと歯周病になるリスクが5倍以上高まりますし、さらに歯周病になった時に重症化しやすい傾向があります。

糖尿病にかかっている

糖尿病と歯周病の関係は以前から指摘されていることで、糖尿病にかかっている人は歯周病にもかかりやすいとされています。

家族や恋人が歯周病にかかっている

歯周病菌は唾液を介して人から人にうつります。このため、家族や恋人が歯周病にかかっていると、その人の持つ歯周病菌が自分にうつることがあります。

…いずれも虫歯とは全く無関係のことが、歯周病の場合は発症のリスクになります。つまり、いくら虫歯を予防できていたとしても、これらのことに該当すれば歯周病になりやすいわけで、「虫歯になりにくい=歯周病になりにくい」とは言い切れないのです。

虫歯や歯周病と歯の痛み

虫歯や歯周病がないと思っている人で、その理由が「歯の痛みがない」である場合、実際には虫歯か歯周病…もしくはその両方が発症している可能性もあります。と言うのも、歯の痛みがなくても虫歯や歯周病になっているケースがあるからです。

虫歯の場合は歯が痛むイメージがありますが、あくまでそれは虫歯が進行した時です。歯の表面だけにできた初期の虫歯においては痛みがないですし、神経を失った歯が虫歯になった場合は例えその虫歯が進行しても歯の痛みは感じません。

さらに歯周病においては元々「静かなる病気」と呼ばれるほど自覚症状が少なく、ある程度進行するまで歯周病を自覚できない人がほとんどです。つまり、歯が痛くないから虫歯も歯周病もないと考えてはいけないということです。

虫歯も歯周病も予防するには

虫歯も歯周病も予防方法は基本的に同じです。次の3つのことを実践すれば、虫歯も歯周病も予防しやすくなりますし、仮に発症した場合も進行前の初期の段階で発見して治療可能です。

精密な歯磨き

虫歯と歯周病では発症の原因菌が異なるものの、どちらの原因菌もプラークの中に存在しています。このため、歯磨きでプラークを効率良く除去するのが予防の基本です。とは言え、歯磨きの精度が低いと予防効果が減少するため、デンタルフロスや歯間ブラシも使いましょう。

生活習慣の改善

虫歯の原因となるダラダラ食い、糖の摂取、歯周病の原因となる喫煙、疲労やストレスの蓄積、いずれも日常生活の過ごし方に関係する問題です。このため、生活習慣を改善すれば虫歯も歯周病も発症のリスクを減らすことができます。

歯科医院での定期的な検診

定期検診では歯のクリーニングや生活習慣改善のアドバイス、さらにブラッシング指導も行います。これらを受けることで虫歯や歯周病の予防効果が高まりますし、仮に虫歯や歯周病があっても検診時に発見できるため、早い段階での発見と治療が可能です。

まとめ

いかがでしたか?
最後に、虫歯と歯周病のなりやすさとなりにくさについてまとめます。

1. 虫歯になりにくい人は歯周病にもなりにくいのか :肯定できる部分もあるが、肯定できない部分もある
2. 虫歯と歯周病は別物と考えるべき :虫歯になりにくい人でも歯周病になりやすい要素を持つことがある
3. 虫歯や歯周病と歯の痛み :歯の痛みの有無で虫歯や歯周病の有無は判断できない
4. 虫歯も歯周病も予防するには :精密な歯磨き、生活習慣の改善、歯科医院での定期的な検診

これら4つのことから、虫歯と歯周病のなりやすさとなりにくさについて分かります。予防方法においては虫歯も歯周病も同じですから、しっかりと予防できている人は虫歯も歯周病も予防しやすいでしょう。しかし虫歯と歯周病は全く別の病気ですから、「虫歯になりにくい人=歯周病にもなりにくい」と考えるのは極端です。

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