ホーム >Blog > 歯周病は骨の病気なのに、なぜ歯を磨くことが予防になるのですか?

削らない虫歯治療
歯周内科
メタルフリー歯科
無痛インプラント
非抜歯矯正
無痛小児歯科
特殊入れ歯
ホワイトニングシステム
オールオン4,6
神経を抜かない治療
求人情報
週刊西永福
西早稲田駅前歯科・矯正歯科
永福町歯科
「TOKYO MX」シゴト手帖
講演依頼

歯周病は骨の病気なのに、なぜ歯を磨くことが予防になるのですか?

杉並区西永福の歯医者さん、西永福歯科です。
今回のテーマは「歯周病の予防方法」です。虫歯の予防方法の基本は歯を磨くことですが、これについては違和感ないと思います。

と言うのも虫歯は歯の病気ですから、歯を綺麗に磨くことが予防になるというのは当然だからです。一方歯周病は歯の骨が溶かされる…言わば骨の病気です。骨の病気なのに歯を磨くことがなぜ予防につながるのでしょうか。

歯周病になるまでの流れ

歯周病菌は嫌気性菌であり、文字どおり空気を嫌う細菌です。しかし、私達は普段呼吸によって空気を吸い込みますから、それだけで嫌気性菌は死んでしまいます。このため嫌気性菌…つまり歯周病菌は空気が届かない場所に棲み処を作ります。

その一般的な場所としては、歯と歯肉の溝である歯周ポケットと呼ばれる場所です。最も、歯周ポケットの深さはせいぜい3ミリ程度ですから、歯周病菌も留まり続けることができません。しかし、歯磨きを怠ってしまうと歯肉が炎症を起こしてしまい、歯周ポケットが深くなります。

例えば4ミリや5ミリまで深くなると、歯周病菌が留まるには最適な環境になってしまいます。そうなると歯周病菌が歯周ポケットに棲みつき、悪さをして歯の骨を溶かしてしまうのです。さらに歯周病菌は繁殖するため、そのままだと歯周病はどんどん進行していきます。

歯磨きが予防につながる理由

これについては、上記で説明したことの中にいくつかヒントが隠されています。まず歯周病は細菌…すなわち嫌気性菌である歯周病菌によって起こる病気ですが、歯周病菌は虫歯菌のようにプラークの中に含まれています。

このため、歯周病菌を除去するにはプラークの除去が必要であり、歯に付着したプラークを除去するには歯磨きが必要だからです。また、プラークが除去されないまま時間が経過すると、そのプラークは石灰化して歯石に変化します。

歯石は表面がザラザラしていますから、その性質上、歯石ができることでそこにプラークが溜まり、さらに歯石ができやすくなります。そして歯石ができるのを防ぐには、やはり歯磨きによってプラークを確実に除去しなければならないのです。

プラークを効率良く除去できる歯磨きの仕方

歯周病予防に歯磨きが必要なのは、歯に付着したプラークを除去しなければならないからです。逆に言えば、歯に付着したプラークを除去できない歯磨きは効果がないことになります。つまり歯磨きはただ磨くだけでなく、プラークを効率良く除去できる歯磨きをしなければなりません。

そこで問題なのがその具体的な方法…つまり磨き方になりますが、効率良くプラークを除去できる歯磨きを実践するには次の方法が効果的です。

デンタルフロスや歯間ブラシを使う

ブラッシングだけの歯磨きでは、プラークの除去率は6割程度とされています。しかし、デンタルフロスや歯間ブラシを使えば、プラークの除去率が8割以上まで高まります。ちなみにデンタルフロスは虫歯予防、歯間ブラシは歯周病に効果的とされています。

ブラッシング指導を受ける

歯科医院の検診や予防歯科を受けると、治療メニューの一つとしてブラッシング指導を受けられます。これは、自分の歯並びに合わせた正しい歯の磨き方を覚えるためのもので、指導された歯磨きの仕方を実践すれば確実にプラークの除去率が高まります。

プラークテスターを使用する

プラークテスターを使えば目に見えないプラークを染め出し、目に見える状態にできます。これによって磨き残しを確実になくせますし、数日連続して使用すれば染色される箇所のパターンが分かり、自分がどの箇所を磨くのが苦手なのか…いわゆる歯磨きにおける弱点の把握にもつながります。

歯周病の早期発見

歯周病は、進行することで最終的に歯を失ってしまいます。それを防ぐためには歯周病の予防はもちろんのこと、歯周病になった時に早期発見することも大切です。初期段階で発見すれば早期治療できるため、重症化する前に歯周病を食い止められますからね。

しかし実際には難しく、なぜなら歯周病には目立った自覚症状がないからです。自覚症状がないため歯周病に気づけず、知らない間に歯周病を進行させてしまうのです。そうならないよう、定期的に検診を受けて歯周病の有無を歯科医に診てもらいましょう。

まとめ

いかがでしたか?
最後に、歯周病の予防方法についてまとめます。

1. 歯周病になるまでの流れ :歯周病菌が歯周ポケットに棲みつき、留まることで悪さをして起こる
2. 歯磨きが予防につながる理由 :歯周病菌は歯に付着するプラークに含まれているため
3. プラークを効率良く除去できる歯磨きの仕方 :デンタルフロスや歯間ブラシを使うなど
4. 歯周病の早期発見 :自覚症状が少ないため、早期発見のためには定期検診が欠かせない

これら4つのことから、歯周病の予防方法について分かります。歯周病は歯の根の病気ですから、歯の病気である虫歯とは全く別の病気です。しかしどちらの原因菌もプラークに含まれているため、歯磨きが予防という点は変わりません。つまり、歯周病を予防することは虫歯を予防することにもなり、虫歯を予防することは歯周病を予防することにもなるのです。

PAGE TOP