ホーム >Blog > 虫歯の時、神経が死ぬと歯が痛くなくなるなら、むしろ神経は死んだ方がプラスなのですか?

削らない虫歯治療
歯周内科
メタルフリー歯科
無痛インプラント
非抜歯矯正
無痛小児歯科
特殊入れ歯
ホワイトニングシステム
オールオン4,6
神経を抜かない治療
求人情報
週刊西永福
西早稲田駅前歯科・矯正歯科
永福町歯科
「TOKYO MX」シゴト手帖
講演依頼

虫歯の時、神経が死ぬと歯が痛くなくなるなら、むしろ神経は死んだ方がプラスなのですか?

杉並区西永福の歯医者さん、西永福歯科です。今回のテーマは「神経を失うことについて」です。虫歯が象牙質まで進行すると歯が痛むようになり、さらに神経まで進行すると激痛を感じます。

しかしその後は一変して痛みを感じなくなり、それは虫歯によって神経が死んでしまったのが原因です。つまり、虫歯が進行して神経が死んでしまえば、歯に痛みを一切感じなくなるのです。さて、あなたはこの状況をプラスに考えるでしょうか。

神経を抜くことについて

虫歯の進行度によって治療時に神経を抜かなければなりません。しかし神経を抜くことにメリットはなく、それでも抜く理由は抜かなければ治療できないからです。虫歯菌に感染した神経は抜かない限り虫歯菌が残ってしまいますし、炎症がおさまることもありません。

そして炎症がおさまらなければ痛みはずっと続いてしまいます。ですから、この場合は虫歯の進行度から判断してやむを得ず抜いているのです。このため、「神経は死んだ方が良い」と考えるのは間違っています。

神経を失うデメリット

神経を失うことにメリットはなく、デメリットしかありません。では実際にどんなデメリットがあるのか?…具体的には次のことが挙げられます。

歯が脆くなる

神経を失った歯は栄養が供給されなくなり、そのため脆くやわらかくなってしまいます。歯本来の耐久性はなくなり、ぶつけるなどの衝撃を受けると割れやすくなります。

歯の白さが失われる

神経を失った歯は栄養が供給されないことで、黒く変色してしまいます。黒ずんだ歯は見た目として悪く、口元の審美性を失うことになります。

歯の異常に気づけなくなる

虫歯の痛みは確かに辛いですが、痛みの感覚があるからこそ虫歯に気づけます。しかし神経を失った歯は感覚も失うため、痛みも感じなくなって歯の異常に気づけなくなります。

虫歯が進行しやすくなる

神経には防御機能が備わっており、虫歯になると虫歯菌の進行経路を塞ごうとします。しかし神経を失えばそれもできなくなり、虫歯が進行しやすくなってしまいます。

虫歯の進行について

虫歯が進行して神経が死んでしまうと、その時点で歯の痛みを感じなくなります。しかし歯の痛みを感じないのは神経が死んでしまったのが原因であり、虫歯が治ったわけではありません。その後も虫歯は進行し続け、やがて歯はボロボロに溶かされてしまうでしょう。

また歯を完全に破壊した後も、治療しない限り虫歯菌は生き続けます。今度は血液に入り込み、そうすると血管を通じて虫歯菌が全身に回ります。その結果、脳梗塞や心筋梗塞を引き起こすこともあり、実際に虫歯が原因による死亡例も存在します。

歯科治療と虫歯の進行

そもそも虫歯を放置する人はなぜそうするのか?…理由の一つに虫歯治療への抵抗があると思います。確かに、虫歯治療は大人でも嫌ですし、だから歯科医院に行きたくないという気持ちは分かります。しかし、虫歯治療が嫌な人は尚更虫歯を早く治した方が良いでしょう。

なぜなら、虫歯治療の内容は虫歯の進行度によって異なるからです。例えば、完全に初期の虫歯なら状態によっては削らずに治せることもあります。しかし虫歯が進行するほど大きな治療が必要になり、最終的には抜歯が必要と判断されることもあります。

定期検診のすすめ

虫歯の進行によって神経が死ぬと、どのようなデメリットがあるか分かっていただけたかと思います。また、神経まで進行するほどの虫歯だと治療の過程で神経の除去が必要であり、その時の治療内容は「歯を削って詰め物で処置する」に比べて大きなものになります。

このような事態を防ぐには、歯科医院で定期検診を受けることです。定期検診を受ければその時点で虫歯を発見できるため、定期的に受けることで虫歯の重症化を防げます。また、何より定期検診を受けることが虫歯の予防効果を高めることにもなります。

まとめ

いかがでしたか?
最後に、神経を失うことについてまとめます。

1. 神経を抜くことについて :治療で神経を抜くのはやむを得ないからで、神経を失うのはデメリットしかない
2. 神経を失うデメリット :歯が脆くなる、歯の白さが失われる、歯の異常に気づけなくなるなど
3. 虫歯の進行について :神経が死に、歯が完全に溶かされても治療しない限り虫歯菌は生き続ける
4. 歯科治療と虫歯の進行 :虫歯が進行することで虫歯治療にも影響し、簡単な治療では治らなくなる
5. 定期検診のすすめ :定期的に検診を受けていれば、虫歯の重症化を確実に防ぐことができる

これら5つのことから、神経を失うことについて分かります。神経が死んでしまえば、その時の虫歯の辛い痛みは解消されます。しかし失った神経は再生することないため、その後は神経が失ったままになります。

そうなると様々な問題があり、神経を失うことにプラス効果はありません。また、虫歯の痛みが解消されても治療しなければ虫歯菌は生き続け、最終的に歯は完全に破壊され、さらに脳梗塞や心筋梗塞を引き起こす要因にもなるのです。

PAGE TOP