セラミック治療の費用を安くすることはできますか?

杉並区西永福の歯医者さん、西永福歯科です。
今回のテーマは「セラミック治療を安くする方法」です。
審美性にも機能性にも優れたセラミックは、銀歯にかわって主流になりつつある素材です。

しかし、セラミックにも大きな欠点があり、それは費用が高いことですね。
最低限以上の審美性と機能性を備えたセラミックは基本的に健康保険が適用されず、
そのため費用が高いのが欠点なのですが、それでも方法次第で安くすることが可能です。

いくつかの歯科医院で費用を比較する

法律上、自由診療の費用は運営する歯科医院が自由に設定できるようになっており、
そのためセラミック治療の費用は歯科医院ごとで異なります。
そこで、一つの歯科医院だけでなく複数の歯科医院で費用を確認してみてください。

ある程度の相場は決まっているものの、それでも自由診療であるため費用に若干の差がありますから、
こうして複数の歯科医院で費用を比較すれば、少しでも安くセラミック治療ができるでしょう。
最も、相場を無視するほど安い場合は安全性が疑問ですから、極端に安すぎるのはあまりおすすめできません。

ハイブリッドセラミックにする

セラミックには種類があり、現状ではオールセラミック、ハイブリッドセラミック、メタルボンド、
ジルコニアセラミックの4種類です。これらはそれぞれ異なった特徴を持っており、
単純に審美性と機能性を比較すればハイブリッドセラミックが最も劣るでしょう。

ただ、ハイブリッドセラミックはその分費用が安いというお手軽さがあり、
審美性や機能性をそれほど追求しない人ならハイブリッドセラミックがおすすめです。
もちろん、セラミックであるためハイブリッドセラミックも銀歯に比べれば充分な美しさを誇ります。

医療費控除を利用する

医療費控除は年間の医療費のトータルが10万円を超えた場合、納めた税金の一部が戻ってくる制度です。
セラミックはこの医療費控除の対象になっており、
これを利用すれば例えば高額なオールセラミックに医療費控除を適用されることが可能です。

ただし、セラミック治療の医療費控除は現状曖昧な部分もありますから、
例えば本来被せ物が必要ない人がセラミック治療をする場合は、適用できない可能性もあるかもしれません。
と言うのも、そこまでの場合になると完全に100%審美目的の治療になってしまうからです。

健康保険を適用させる

冒頭で「セラミック治療は基本的に健康保険が適用されない」と表現しましたが、
「基本的に」の部分から分かるとおり例外…つまり、健康保険が適用されるケースがあります。
ただしそのための基準は厳しく複雑なので、これについては歯科医院に行って相談してみると良いでしょう。

・厚生労働省に施設基準の届け出を行い、認可された歯科医院である
・歯科補綴治療に関する専門知識、及び3年以上の経験を持つ歯科医師が在籍している
・厚生労働省の定める歯科用CAD/CAM装置で製作する
・製作する歯科医技工所との連携がとれている
・被せ物のハイブリッドセラミックに限られる

…こうして基準に加えて治療対象の歯も限られているため、自身で判断するのは難しいと思います。
このため歯科医院で相談し、その歯科医院で健康保険適用のセラミック治療が可能か確認してください。
また、健康保険適用のハイブリッドセラミックは従来のハイブリッドセラミックとイコールではなく、
従来のものに比べて審美性と耐久性が若干落ちたものになります。

セラミックのメリットを今一度確認

セラミック治療は費用が高いのが欠点ですが、ただそれに見合ったメリットがあるのも事実です。
そこで、今一度セラミックのメリットを確認してみましょう。

審美性が高い

見た目の美しさはセラミックの最大のメリットです。
銀歯と違って天然の歯に限りなく近い審美性を誇るため、見られること気にせず堂々と口を開けられます。

二次虫歯を予防しやすい

銀歯はプラークが付着しやすい上に、劣化すると接着も剥がれやすくなっています。
このため虫歯が再発しやすいのですが、セラミックはこうした銀歯の欠点が全て解消されています。

長持ちしやすい

ケアさえしっかりとしていれば、素材的にセラミックは銀歯よりも長持ちしやすいでしょう。
頻繁な交換も必要なく、その時だけでなく美しさを長い間維持できます。

金属アレルギーが起こらない

陶器であるセラミックは、金属アレルギーの人でも安心して使えます。
ただし、メタルボンドと呼ばれるタイプは一部金属を使用しているので注意してください。

…例えば、セラミックのメリットが審美性の高さだけと思っていたなら、その費用は高く感じるかもしれません。
しかし、二次虫歯を予防しやすいなど、セラミックは審美性だけでなく機能性も高いのです。
こうして新たなメリットを知れば費用に対する感覚が変わり、その費用に全く抵抗がなくなるかもしれません。

まとめ

いかがでしたか?
最後に、セラミック治療を安くする方法についてまとめます。

1. いくつかの歯科医院で費用を比較する :セラミック治療の費用は歯科医院によって異なる
2. ハイブリッドセラミックにする :ハイブリッドセラミックはセラミックの中でも費用が安い
3. 医療費控除を利用する :完全な審美目的でなければ、セラミック治療は医療費控除の対象になる
4. 健康保険を適用させる :条件次第ではセラミックに健康保険が適用される
5. セラミックのメリットを今一度確認 :知らないメリットが発覚すれば費用も納得しやすい

これら5つのことから、セラミック治療を安くする方法について分かります。
セラミック治療はこのような方法で安くことが可能なため、ぜひ覚えておきましょう。
また、治療において不明点や疑問点があれば、お気軽に歯科医院に来院してください。
費用が高額なセラミック治療ですが、方法次第ではそれをある程度安く抑えることができるのです。